カテゴリー別アーカイブ: After Effects

After Effects で余計な光をカットする

照り返しの光をおいたものの、これだと、壁の左側の部分にまで光が入ってしまい、平面的で不自然になってしまいます。
照り返しは床と落書きの壁だけに照り返されるべきであって、手前の左側の壁には映らないはずです。
なので余計な光をカットする必要があります。

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After Effects で光漏れを表現するには

背景に強い光があると、手前のオブジェクトの周囲には光漏れが発生します。
光の強さに応じて光漏れを作らないと不自然になってしまいます。
たとえば・・・
背景、爆発、さらに、ごみばこのみを切り出したレイヤーを用意し、順に配置します。

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After Effects でレイヤーを 3D として扱うには

(動作環境:Windows 7 Ultimate 64 bit + After Effects CS5 )

After Effects のコンポジションのレイヤーのimageをクリックすることで 3D レイヤーに変更します。
こうすることでそのレイヤーを 3D 空間で扱えます。
そのレイヤーを選択して「p」キーを押して Z 軸の値(3 つ目の値)を変更します。
Z 値が小さいほど手前に来ます。

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After Effects でグリーンバックを抜くには

(動作環境:Windows 7 + After Effects CS5 )

グリーンスクリーンやブルースクリーンを使用して撮影した映像のバックは、
After Effects では、Keylight エフェクトを使って透明にすることができます。

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Keylight を該当レイヤーにドロップし、エフェクトコントロール画面で
Screen Color でグリーンスクリーンを選択し、グリーン部分を抜きます。

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View を Status モードにして、抜け具合を確認すると
完全に抜かれる部分が黒く、残す部分が白で表示されています。

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そのままだと、こんなかんじでムラがあるはずなので、Screen Matt の Clip Black、Clip White で
抜きたい部分が黒く、残したい部分が白くなるよう調整します。
こんなかんじで、境界線が少しグレーなのは OK。

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これで View を Final Result に戻すと背景がきれいに抜けているのが確認できます。

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照明やカメラが下手で余計なものや変な影が映ったりなど
映像のバックがきれいなグリーンスクリーンになっていない場合は
マスクを利用して、いらない領域をあらかじめ丸ごとカットしてしまうことで作業しやすくなります。

どうしてもエッジがきたない場合は Refine Matt (マットを調整)エフェクトを使います。
Smooth(滑らかさ)、Feather(ぼかし)、Choke(チョーク)、
Reduce Chatter(エッジのがたつきを軽減)を調整し、滑らかに見えるよう調整します。
Choke(チョーク)は滑らかになったかんじがするのでついついかけすぎてしまいがちですが、
かけすぎないよう注意しましょう。10% 以下位とか。

モーションによってぶれが発生してる場合は、
ぶれ部分をきれいに抜くのは難しいです。こうした場合は、
Decontamination (除去)の Increase Decontamination(除去する半径を増加)でちょぴっと
例えば 1 ~ 2 程度増やします。増やし過ぎると他の部分までブラ―がかかるのでこれも注意が必要です。

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After Effects のプラグインをインストールするには

(動作確認環境:Windows 7 Ultimate 64 bit + After Effects CS5 )

exe などで提供されている、インストールタイプのプラグインは、
プラグイン付属のマニュアルを参考にインストールすればよいのですが、
インストーラーがない After Effects のプラグインは、どうインストールしたらよいのでしょうか。
After Effects のプラグインファイルは基本的には次の場所にあります。
ここに.AEX などのプラグインファイルやフォルダを配置します。

C:\Program Files\Adobe\Adobe After Effects CS5\Support Files\Plug-ins (Windowsの場合)
Applications\Adobe After Effects CS5 (Macの場合)

そうすれば、After Effects 読み込み時にプラグインがロードされ、使えるようになります。
ロードされたプラグインは、「エフェクト&プリセット」ウィンドウに出てきます。

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