Cubase で使いたいシンセサイザーモジュールがデフォルトの MIDI デバイス一覧に出てこない場合、パッチネームスクリプトを使って登録することができます。
カテゴリー: Cubase
Cubase で外部音源の録音ができないとき
2ch Mix を5.1ch Mix にする
2ch で Mix していたものを 5.1ch にする方法を紹介する。
ここでは台詞と効果音の入った Cubase のプロジェクトで 5.1ch 化する。
マルチチャンネルの環境では、台詞は基本的にセンターに定位させる。
台詞がセンタースピーカーから聞こえるようにすることで、台詞が聞き取りやすくなるからだ。
よく台詞の音声位置がカットによってまちまちなインディペンデント作品があるが、
これでは聞きにくいし、何も考えずに Mix したんだなーという印象を与える。
さて、Cubaseのプロジェクトで、デバイス(Devices)/VSTコネクション(VST Connectios) で入出力バスに5.1chをそれぞれ追加する。
FXチャンネルトラックを追加
ここでは、台詞用にFX_Voice, 効果音用にFX_SFX, 環境音用にFX_Ambientと三つのFXトラックを用意する
インサートエフェクトとしてSurroundPanを指定
FX チャンネルトラックの出力先を5.1Outに設定
台詞のトラックの出力先をFX_Voiceに
効果音のトラックの出力先をFX_SFXに
環境音のトラックの出力先をFX_Ambientに
それぞれ設定する
各FX チャンネルのSurroundPanで位置を指定する。
台詞であれば基本的にはセンターに定位。
SurroundPanner で位置を指定する。
Mo./St.をMono Mixにし、位置がセンターに来るように設定。
環境音であればサラウンドに。
効果音は必要に応じてパンニングを設定する。
効果音に動きがある場合は、
Surround Pan X Pos. Right
Surround Pan Y Pos. Right
の値をタイムライン上に設定する。
再生しながら、音声位置の動きを、Surround Panner で確認する。
できあがったら5.1chの Wave ファイルで出力
2chオーディオをそのまま配置する場合は、台詞トラックであれば、センターから出力させるようにする
Cubase でのマルチサラウンド編集&出力
(my 動作環境: Roland Cakewalk UA-101 & Cubase 4 + Windows 7 64bit + Premiere Pro CS5.5)
Cubase を使ったマルチサラウンド編集について。
事前に 6ch 以上のオーディオインターフェースを使えるようにしておきます。(ここでは Roland Cakewalk UA-101 を使用)
Cubase のデバイス / VST コネクション で、入出力のバスを追加します。
Cubaseでステレオ音声の片側チャンネルだけ使用するには
(my動作環境:Cubase 4)
左右チャンネルを分けてモノチャンネルとして読み込む方法と、
左または右、片方のチャンネルをもう片方にコピーし、ステレオとして扱う方法があります。
前者はオーディオ読み込み時に「チャンネルを分割」にチェックし、
ステレオチャンネルを左右モノチャンネルとして読み込みます。
Steinberg Key がアクティベーションできない場合
(確認環境:Windows 7 64bit + eLicenser Control Center 6.0.2.7024)
Steinberg Key を使ったソフトにおいて、せっかく買ったもののアクティベーションできない Σ(゚д゚lll)!という場合があります。
eLCCライセンスダウンロードエラー
「Use Master server instead of Slave server and check your internet connection.」
というメッセージが出てアクティベーションできないのです。原因として
1) セキュリティソフトが通信を邪魔してる
2) アクティベーション用のサーバーがダウンしている
という原因が考えられます。このアクティベーションサーバーは実によくダウンするらしく、何度試してもダメな場合があります。
フォーラム見ると、World Wide で「高いソフト買ったのにアクティベーションできねーぞ(怒)」という声が頻繁に上がっています。
たしかに「やっと手に入れた!つかうぞ~」と思った矢先、何日も何週間も、使えない、
いったいいつまでダウンしてるんだ!と言いたくなります。
しかも、このエラーメッセージも、ユーザーにどうしたらいいかを伝えるメッセージに全くなってないし。。。
何とかしてほしいところです。
なにはともあれ、現状、とりあえず何度も試してみるしか手がありません。
うまくいかない場合、上記の 1) と 2) どちらが原因になり得るかわからないため、
とりあえず 1) と 2) 両方想定して再チャレンジするしないといけないわけですが、
いつ復旧するかわからないサーバーのために、毎回セキュリティソフトを止めるわけにもいきません。
そこで、ライセンスアクティベーションのソフトだけを通信できるようにファイアウォールを設定する方法を紹介しておきましょ。
Windows の場合、 ボタンを押して、検索ボックスに「ファイア」と打てば、
「Windows ファイアウォールによるプログラムの許可」という項目が出てくるので、
そこで、「ライセンスダウンロード eLCC」セキュリティソフトの通信を許可するチェックをしておけば OK。
もちろん他のセキュリティソフト使ってる場合はそちらで設定する必要がありますが、
「ライセンスダウンロードeLCC」の通信だけ許可しておけば、いちいちセキュリティソフトを無効にして、無防備になる必要はありません。
さて、ようやく 1 週間後にアクティベーションの通信ができるようになったのですが、
今度は下記のメッセージが出てアクティベーションできません。
License Donload
The activation code has been used already. An activation code can be used only once to download or upgrade a license.
Please contact your software vendor to get a valid activation code.
すでにアクティベーションコードが使われてるって (|| ゚Д゚)!?
そんなばかな!!!いったいどういうことでしょ。かなりショックです。
これは、通信がうまくいってなかった間に、中途半端にアクティベーション成功していたりすると、起きます。
こういう場合、Steinberg Key を PC に接続し、eLicenser Control Center を立ち上げ、「修復(Recover)」というボタンを押します。
サーバーと通信が行われ、Steinberg Key にアクティベーションしたかったソフト名が表示され、無事に使えるようになります。
ふぅ。
Windows 7 上で Reason 3 の Rewire を動作させるには
(確認環境:Windows 7 64bit + Cubase 4 + Reason 3, Reason 4および Windows 7 64bit 上の仮想環境(Windows XP Mode) + Cubase 4 + Reason 3)
何らかの理由で Reason 4 にできずに、まだ Reason 3 を使っている場合、Windows 7 にアップグレードして問題になってくるのが、Rewire の動作です。Reason 3 だと、Rewire が Windows 7 上でうまく動かないため、Cubase などの DAW ソフトとうまく連携できないのです。
XP で動いていた大抵のプログラムは Windows 7 上で動きます。ちなみにReason 3 単体はWindows 7 上で(サポート問題は別として)問題なく動作します。が、Rewire に関して言うと、新しいパッチを当てても既知の不具合やらがあるそうで、うまく動きません。しかし、たかだかRewireのために、わざわざタッチ対応の高スペックのWindows 7 PC を買ったというのに、XP にダウングレードするほどアホらしいことはありません。
で、こういうときに活躍するのが、Windows 7 の新機能である Windows XP Mode です。これは Windows 7 で動かないソフトを XP の仮想環境(実体はVirtual PC)で動かすというものです。これは Windows 7 の Professional か Enterprise または Ultimate 版で利用可能です。くわしくは「Windows XP Mode とは」を参照。 標準の状態では Windows XP Mode は入っていないので、ダウンロードしてインストールする必要があります。
インストールしたら、
すべてのプログラム / Windows Virtual PC / Windows XP Mode
を立ち上げて、仮想環境に、Cubase などの DAW とReason 3 をインストールしましょう。 昔のように Rewire を使って Reason と DAW を連携できるはずです。なお DAW のドングルを認識させるには、「仮想環境(Windows XP Mode)でドングルを認識させるには」をご覧ください。
ちなみに、この仮想環境上にプログラムをインストールすると、まるで普通にWindows 7にインストールしたアプリケーションのように、プログラムメニューから立ち上げることができます。図は Windows XP Mode に Reason 3 をインストールした例です。Windows 7 のプログラムメニューに表示されているのがおわかりいただけるかと思います。
しかし今回 Windows XP Mode で動かしたいのは、Rewire です。Rewire をこのメニューから明示的には起動できないので、やはり DAW と Reason 3 を連携させる場合には、仮想環境のXPの画面で両方を起動する必要があります。当然二つの OS を一つのマシンで動かしているので動作は重くなりますが、次期バージョンのReason 4 にアップグレードするまでの間、 こうして何とかしのぎましょう。Reason 4 になれば、Rewire も Windows 7 上で問題なく快適に動くようになります。
仮想環境(Windows XP Mode)でドングルを認識させるには
(確認環境:Windows 7 64bit + Cubase 4 および Windows 7 64bit 上の仮想環境(Windows XP Mode) + Cubase 4 + License Control Center 5.4.20.01010)
Windows 7 上で、Windows XP Mode でドングルを認識させるには、通常環境と同様に仮想環境にも、あらかじめ Syncrosoft の License Control Center をインストールしておく必要があります。物理的には同一でも、ひとつの仮想環境は一つの別環境と考える必要があります。
こちらで動作確認したのは、License Control Center のバージョン 5.4.20.01010 で、Windows 7 およびその上で動く仮想環境(Windows XP Mode)上にて確認しました。新しいeLicenser Control Center でも大丈夫だと思いますが確認はしてないです。(誰か確認したら教えて。。。)
Windows XP Mode 上でLicense Control Center のインストールが済んだら、Windows XP Modeのメニューの、USB / ProtectExecuter Attach をクリックします。これでUSBデバイスのうち、ProtectExecuter が有効になります。
ドングルをホストマシンであるWindows 7 に物理的に指しておくすと、仮想環境側でも、新しいハードウェアが認識されました、と出てUSB Protection Deviceが認識されます。「新しいハードウェアの検索ウィザードの開始」が出てくるので、「今回は接続しません」を選択し、「ソフトウェアを自動的にインストールする」を選んでドライバをインストールします。
そうすれば無事ドングル(USB Protection Device)が使えるようになり、仮想環境でCubaseが起動するはずです。ちなみにドングルを共有して、ホスト環境であるWindows 7 と、仮想環境である Windows XP Mode 上でCubaseを同時に立ち上げることはできませんので注意しましょう。
VST Plugin をインストールしたのにVSTインストゥルメント一覧に出てこない場合
(確認環境:Windows 7 64bit + Cubase 4 および Windows 7 64bit 上の仮想環境(Windows XP Mode) + Cubase 4 )
VSTプラグインをインストールしたのに、Cubase の VSTインストゥルメント一覧に出てこない場合、格納フォルダが正しくない場合があります。
例えば Cubase をインストールした後に Virtual Guitarist をインストールしても、デフォルトでは
C:\Program Files (x86)\Steinberg\Vstplugins
以下のフォルダにインストールされます。これだと Cubase の VSTインストゥルメント一覧に出てきません。この場合 Vstplugins フォルダの下の Virtual Guitarist Electric Edition フォルダをごっそり Cubase の VSTPlugins フォルダ
C:\Program Files (x86)\Steinberg\Cubase 4\VSTPlugins
の下に移動させます。これで Cubase を再起動すると、このように一覧に表示されるようになります。
これで VSTインストゥルメントを読み込もうとすると、初回時にプラグインのありかをきかれるので、新しい VSTプラグインの格納先フォルダを指定して、VSTインストゥルメントを読み込みなおします。
なお64bit環境でも、32bitのCubaseであれば32bitのVSTプラグインも問題なく使えます。