iZotope RX 2 Spectral Repair によるオーディオ修復

(my動作環境:Windows 7 Ultimate 64 bit + Cubase 4 + iZotope RX2)

ここ一週間、毎日ぼう大な量の音声リファイニングを行っています。
ハムノイズやバズノイズなら iZotope の Hum Removal や Denoiser で除去できますし、
空白中のプチノイズであれば、不要なノイズを消すには に書いたように波形編集でどうにでもできます。

しかしやっかいなのが、どうしようもない場所に、変なノイズが入って、どうにもこうにもできない場合です。
こういうとき、音声スペクトルを編集できる、iZotope RX 2 Spectral Repair が救世主となります。

ここでは、iZotope を Cubase のプラグインとして使って
iZotope RX 2 Spectral Repair により、オーディオを修復する方法をご紹介。
Spectral Repair は、他のプラグインとは使い方が違うので注意が必要です。

こちらが Before と After。それぞれの音声波形と音声スペクトルを表示してます。
Beforeで再生されているウインドポップノイズ(低い周波数のボボッというやつ)を除去してみます。

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iZotope でクリップしてしまった音声を修正する ~Declipper~

(my動作環境:Windows 7 Ultimate 64 bit + Cubase 4 + iZotope RX2)

録音の際に、入力レベルが大きすぎてクリップしてしまった音は、完全に修復するのが難しいため、
録り直しが可能なのであれば、録りなおします。
しかし録り直しがきかない場合、なんとか修復するしかありません。

まずは、クリップしてしまったもとの音声波形を見てみましょう。
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ひどいもんです。波形がつぶれちゃってます。
下記は拡大したところ。波形の上下がちょんぎれちゃってるのがよくわかりますね。
そりゃ音も汚いわけです。
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ここでまた活躍するのが、iZotope RX2

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iZotope でノイズ除去 ~Denoiser~

(my動作環境:Windows 7 Ultimate 64 bit + Cubase 4 + iZotope RX2)

前回ノイズ解析をしましたが、いよいよバズノイズを除去してみましょう。
ノイズリダクションはいろいろなソフトをためしましたが、私が知っている限り、
iZotope の Denoise ほど、きれいにノイズリダクションしてくれるものはありません。
はっきりいって素晴らしいです。

使い方は非常に簡単。

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iZotope でノイズ除去 ~ノイズの正体を解析する~

(my動作環境:Windows 7 Ultimate 64 bit + Cubase 4 + iZotope RX2)

撮影中に Actor がマイクを倒し、そのせいでマイクのOUT端子部分が破損。(T_T)
その後、録音データにひどいノイズが入るようになってしまったようです。かなり致命的。
マイクは保証期間内なので修理に出すとして・・・。
このあと撮影したの、みんなこんなになってたらどうしよう。 (((( ;゚Д゚)))
・・・頼れるのはやはり iZotope RX2 しかない。これを使ってノイズを除去します。

これが問題の音声。

ハムノイズのような、一定の低い「ブーン」という、古い蛍光灯やネオン管みたいな音が聞こえると思います。
これを消していきます。
その前に、音声の周波数分布を表す音声スペクトルを確認し、ノイズが本当にハムノイズなのか、
それともハムノイズよりも倍音を多く含むバズノイズなのか、ノイズの種類と傾向を調べます。
そのうえで適切なツールを使ってノイズ除去処理をしていきます。

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HALion Symphonic Orchestra の音色プログラムの違い

(確認環境:HALionSymphonic Orchestra)

HALion Symphonic Orchestra には、ひとつの音色、たとえば「Vln I A espressivo」にも、いくつかのプログラムが用意されています。
Vel(Velocity)、VelPB(Velocity plus Pitchbend)、Xfade、Xswitchです。
もっとも高音質な表現ができるのが、Xfade で、次が Xswitch です。

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Xfade と Xswitch の音色では CRESCENDO CONTROL (クレッシェンド・コントロール)を使うことができます。
例えば弦楽器でロングトーンを弾く場合、弾きながら音の強弱をつけることができますが、実際はそれと同時に音質も変化します。

Xfade や Xswitch を使って CRESCENDO CONTROL することで、異なる音質のレイヤーをクロスフェードして
音を混合して再生することができるので、微妙な音質の変化をよりリアルに表現することができます。

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HALion Symphonic Orchestra で音が鳴らない場合

(確認環境:HALionSymphonic Orchestra + Cubase 4)

HALion Symphonic Orchestra でプログラムに音色を設定したのに鳴らない場合、次の点を確認する必要があります。

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VST Plugin をインストールしたのにVSTインストゥルメント一覧に出てこない場合

(確認環境:Windows 7 64bit + Cubase 4 および Windows 7 64bit 上の仮想環境(Windows XP Mode) + Cubase 4 )

VSTプラグインをインストールしたのに、Cubase の VSTインストゥルメント一覧に出てこない場合、格納フォルダが正しくない場合があります。
例えば Cubase をインストールした後に Virtual Guitarist をインストールしても、デフォルトでは

C:\Program Files (x86)\Steinberg\Vstplugins

以下のフォルダにインストールされます。これだと Cubase の VSTインストゥルメント一覧に出てきません。この場合 Vstplugins フォルダの下の Virtual Guitarist Electric Edition フォルダをごっそり Cubase の VSTPlugins フォルダ

C:\Program Files (x86)\Steinberg\Cubase 4\VSTPlugins

の下に移動させます。これで Cubase を再起動すると、このように一覧に表示されるようになります。

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これで VSTインストゥルメントを読み込もうとすると、初回時にプラグインのありかをきかれるので、新しい VSTプラグインの格納先フォルダを指定して、VSTインストゥルメントを読み込みなおします。

なお64bit環境でも、32bitのCubaseであれば32bitのVSTプラグインも問題なく使えます。